走行中の車から転落したジョージ・マイケル シートベルト違反には問われず
先日、時速113キロで走行中の車から落ちたジョージ・マイケルが、シートベルト違反には問われないことになったという。
ハートフォードシャー警察のスポークスマンはDaily Mirror紙に、「すべての目撃者から証言を聞き、この件に関しては、これ以上の行動はとりません」とコメントしている。一方、英自動車協会のスポークスマンは、シートベルト着用の重要性を説き、シートベルトは車からの転落を防げるだけでなく、事故を避けようとして急ハンドルを切った場合にも効果を発揮すると語っている。
実際、マイケルが乗っていた車の後ろを走行中だったレンジ・ローヴァーの運転手ベン・クインスさんは、急ハンドルを切らなければマイケルをひき殺すところだったと証言。
「突然、前を走っていた車の運転手側の後部座席のドアが開き、人が転落して、転がりながらはねてこっちに向かってきたんだ。僕は左に急ハンドルを切ったけど、彼を殺していた可能性もあった。バックミラーを見ると、ほかの車やトラックも必死に彼をよけていたよ」と語っている。
マイケルはこの事故で頭を地面にたたきつけており、13日間入院をしていた。(BANG Media International)