カンヌ国際映画祭の審査員賞受賞作品『預言者』がアメリカでリメイク!
第62回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされたフランスの映画『預言者』が、ソニー・ピクチャーズのもとアメリカ版リメイクされることになった。The Hollywood Repoterほか複数メディアが報じている。
本作は、映画『トータル・リコール』を製作したニール・H・モリッツとトビー・ジャッフェが企画しているリメイク作品で、現在のところ監督、脚本家、そしてキャストなどは決まっていないようだ。
オリジナルの作品は、傷害罪で6年の禁固刑を受けたマリク(タハール・ラヒム)は、刑務所内を仕切るマフィアのボス、セザール(ニエル・アレストリュプ)から殺人の指令を受け、殺人を行ったことでセザールの手下として、徐々にのし上がっていくというドラマ作品。タハールは、フランス版アカデミー賞と言われるセザール賞で主演男優賞と有望若手男優賞の2冠を獲得した。
アメリカ版は、どのような監督とキャストで進められるのだろうか? はたしてオリジナルに劣らぬ作品になるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)