ジョニデ危機一髪!『ローン・レンジャー』新場面写真が公開!
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップが同作の監督と再びタッグを組んだ映画『ローン・レンジャー』の新場面写真が公開された。ジョニー演じるトントとアーミー・ハマー演じる主人公ローン・レンジャーが首まで埋められた、まさに絶体絶命の瞬間を捉えた一枚だ。
1950年代に人気を博した同名テレビドラマを現代によみがえらせた本作は、正義を貫くためにヒーローとなったローン・レンジャーと復讐(ふくしゅう)に燃える悪霊ハンターのトントが巨悪に立ち向かうさまを描いた異色のタッグムービーだ。監督は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ3作、そしてアカデミー賞を受賞したアニメーション映画『ランゴ』でもジョニーとタッグを組んでいるゴア・ヴァービンスキーだ。
大人も子どもも楽しめるファミリームービーとして世界中でヒットを記録した『パイレーツ・オブ・カリビアン』とは異なり、本作は西部劇を題材にしたアドベンチャー。だが『パイレーツ・オブ・カリビアン』同様、ジョニーのコミカルな演技も見どころとなっており、今回公開された場面写真からはそうしたユーモラスな雰囲気がうかがえる。
そうした本作の方向性は、希代のヒットメーカーである本作のプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーが意図したもの。オリジナルが50年以上前に製作されたこともあり、ブラッカイマーは本作を「夏の大作」として猛プッシュ。「観に行ったら、夢中にさせてくれて、興奮させてくれて、感動させてくれる作品。それが夏の映画だ。僕が子どものときはそれを望んでいた。『ローン・レンジャー』はそういったことを与えてくれる素晴らしい娯楽作なんだ」と明かしている。
そのブラッカイマーが「僕らはそれを世界中の観客に届けようとしている。だから外国の観客が『ローン・レンジャー』が何かを知らなくても関係ない」とコメントしているのも、作品の出来に自信があるからこそ。本作の公開が待ち遠しい人は多いはずだ。(編集部・福田麗)
映画『ローン・レンジャー』は8月2日より全国公開