デフ・レパードのヴィヴィアン・キャンベル、がんを告白
デフ・レパードのギタリストとして知られるヴィヴィアン・キャンベルが、がんの一種であるホジキンリンパ腫だと診断されたことを告白した。すでに2か月前から化学療法を受けているといい、現在のところ、治療は順調だという。
キャンベルは現地時間10日、バンドのオフィシャルサイトで闘病中であることを公表。公表に踏み切った理由について「(化学療法のおかげで)僕の新しいヘアスタイルでは髪の毛がなくなっているんだ。この夏のツアーでファンが驚いて、返金を求めたりしないようにあらかじめ伝えておこうと思ったんだ」とユーモアを交えて説明している。
化学療法は半年間にわたる予定だといい、すでに2か月前から治療を行っているとのこと。一般的にホジキンリンパ腫が80パーセント以上の確率で完治するということもキャンベルは併せて紹介しており、ファンにあまり心配しないように呼び掛けている。
キャンベルは6月、7月に行われるデフ・レパードのツアーには同行する。また、8月には新バンド「ラスト・イン・ライン」のデビューも控えており、キャンベルはそちらにも予定通り参加するという。
キャンベルは1970年代後半にデビューして以降、現在に至るまでハードロック・ヘビーメタルの分野で活躍しているギタリスト。ディオ、ホワイトスネイクなどに参加した後、1992年にデフ・レパードに加入した。(編集部・福田麗)