ASKA、一過性脳虚血症の疑いでライブ延期 数週間前から体調不良訴える
人気デュオCHAGE & ASKAのASKAに一過性脳虚血症の疑いが見つかり、当分の休養を要することがわかった。11日にオフィシャルサイトを通じて発表された。これにより、8月末に国立代々木競技場第一体育館で予定されていた「スペシャルライブ2013“On Your Mark”」の開催延期も決定している。
同サイトによると、ASKAは数週間前から体調の不良を訴え、医師の診察と精密検査を受けたという。その結果、一過性脳虚血症の疑いがあり「重篤な状態ではないが当面の間、治療とともに静養し、病状の経過観察が必要である」と診断された。
一過性脳虚血症とは、脳にいく血液の循環が悪くなり、さまざまな神経症状が現れる病気。このため、ASKA本人はステージに立つことを熱望していたというが、関係者の協議の結果スペシャルライブの延期を決定したという。
CHAGE & ASKAは2009年に無期限活動休止を発表。2013年に公式サイトを通じて活動再開を発表し、今回のライブは、デュオとして行う6年ぶりの夏のライブとなる予定だった。同サイトでは、開催を心待ちにしていたファンに向け「大変申し訳なく、またご心配をお掛けいたしますこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。延期後の公演スケジュールは詳細が決まり次第ファンクラブ会報などを通じて発表するとしている。(西村重人)