ケンコバ、ハリウッドデビュー芦田愛菜のギャラが気になる?『パシフィック・リム』に声優参加!
お笑いタレントのケンドーコバヤシが都内スタジオで、ギレルモ・デル・トロ監督のSF超大作『パシフィック・リム』のアテレコ収録を行い、その手応えについて語った。
世界各国を襲撃する巨大生命体「KAIJU」を倒すべく、人型巨大兵器イェーガーを操縦するパイロットたちの戦いを壮大なスケールで描き出す本作。一足先に本作を観たというコバヤシは、巨大怪獣とロボットの対決に「日本のアニメでやっていたものを、ハリウッドのパワーでここまで映像化したのかと思うと、本当にすごいですよね」と興奮。
本作でコバヤシが声を演じたのは、イェーガーが倒した怪獣の臓器などを闇市場で売りさばく、怪獣商人のハンニバル・チャウ。デル・トロ監督と『ヘルボーイ』シリーズでタッグを組むロン・パールマンによる同キャラクターの吹き替えに、コバヤシは「僕は小学校時代から、学校の先生に『おまえは志が高すぎる。もう少し自分に甘くてもいいぞ』と言われてきたんですが、そんな僕が最大限、自分に厳しい評価を下しても100点ですかね」と自画自賛してみせる。
「イェーガーのデザインを見ても、この監督は本当に日本のことが好きなんやろなというのがわかる。きっと(アニメ制作会社)サンライズ(のロボットアニメ)なんかも観ているんじゃないかなと感じました」と指摘するコバヤシは、大の日本オタクとして知られるデル・トロ監督の資質にも興味津々の様子だ。さらに本作でハリウッドデビューを果たした芦田愛菜についても「正直、ギャラはどんなものなのか、だいぶ気になっています」とジョークを交えつつ、「愛菜ちゃんもハリウッド俳優ですからね。素直にすごいなと思いましたよ」と感服した様子だった。
声優のみならず、俳優としても活躍するコバヤシ。「『ヤッターマン』をやったときは海外で声を掛けられたりして。映画って日本に収まらないパワーがあるんだなと思いました」としみじみ。デル・トロ監督に対しても「連絡をくれたら、日本ですしくらいおごりますよ」と次回作出演へのラブコール(!?)を送った。(取材・文:壬生智裕)
映画『パシフィック・リム』は8月9日より丸の内ピカデリーほかで3D / 2D同時公開