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水野美紀、壮絶な現場を経験し「ノーという勇気も必要!」

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水野美紀
水野美紀

 8日、女優・水野美紀が、プラネアール明大前シアタールームにて行なわれた映画『BUSHIDO MAN』の舞台あいさつに登壇し、アクション女優としても活躍する水野ならではの持論を展開した。本舞台あいさつには監督の辻本貴則、アクション監督の園村健介も出席した。

水野美紀、壮絶な現場を告白!『BUSHIDO MAN』の舞台あいさつ写真ギャラリー

 水野と言えば、この日公開になった映画『俺はまだ本気出してないだけ』などメジャー配給作品に出演する一方、アクション女優として、激しいバトルシーンが展開される単館系の映画などにも精力的に参加している。本作でも、主人公の戦いに大きな影響を与える戦う女“M”を演じているが「これほどアクションを格好よく撮っていただける監督に出会ったことがない。普通の仕草でも20~30倍、格好よくなっているんです。日本の宝ですよ」とメガホンを撮った辻本監督を絶賛。

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 そんな水野だが「わたしは一回も現場でケガをしたことがないんですよ」と打ち明ける。激しい殺陣などをこなす水野だけに意外に思われるが「超ビビリなんです。絶対ケガしたくない。だって腰とか痛めたらすごい凹むじゃないですか」と言うと、以前、水野が出演した映画『さそり』でのエピソードを身振り手振りを交えて振り返る。

 なんでも、香港で行われた映画『さそり』の撮影は壮絶だったようで、アクション監督や女優さんが壁に頭を叩きつけられたり、病院に行ったまま、現場に戻ってこなかった人もいたという。「危ないと思ったらスタントに任せる。ノーという勇気も必要なんです」と笑顔を交えて語る水野だったが、アクションへの思いは人一倍強いようで「この映画の主演の虎牙(光揮)さんは、わたしのアクションの先生。時間があるときは、虎牙さんがやっているアクション教室に通っているんです。そんな先生のアクションが、お腹いっぱい観られるだけでも幸せ」と本作の見どころを語った。

 本作は、カンフー、棒術、剣術、ヌンチャクなど、さまざまな武道の達人たちに戦いを挑み、勝利を手にすることを厳命された主人公が「武道とは何か、武士道とは何か」を説く新感覚格闘映画。(磯部正和)

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