ビヨンセ ゲーム会社との100億円訴訟で示談
ビヨンセがモーションセンサー式のダンスゲームの開発から突然手を引いたため、大きな損害を被ったとして彼女に対し1億ドル(約100億円)の訴訟を起こしていたゲーム会社ゲイト・ファイブが示談に至ったことを発表した。(1ドル100円計算)
双方の弁護士は現地時間6月14日にすべての要求と反対要求を棄却し、お互いに法的費用の請求もしないことを記した書類をマンハッタンの高等裁判所に提出したという。
ゲイト・ファイブ社の弁護士ピーター・ギャラガーは、「円満な解決に至りました。示談の内容については話せませんが、すべての問題は解消されました」とNew York Post紙に語っている。
ビヨンセは同社と一緒に「スターパワー:ビヨンセ」というゲームソフトを開発するはずだったが、2010年の12月に突然契約を解除。ゲイト・ファイブ社は700万ドル(約7億円)の損失があったほか、ゲームの売り上げになるはずだった1億ドル(約100億円)の損害を被ったと主張。また、クリスマス直前に70名が余剰人員になってしまったとも言っている。
一方のビヨンセは、ゲーム会社が契約金の500万ドル(約5億円)を用意できなかったため契約を解除する権利はあったと主張していた。
ビヨンセは今月からコンサート・ツアー「ミセス・カーター・ショー」のアメリカ公演がスタートする。(BANG Media International)