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さだまさし、初の自伝的小説がドラマ化!

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みんなでシェ~!
みんなでシェ~! - さだまさし、大八木凱斗、遠藤憲一、西田尚美

 さだまさし初の自伝的実名小説をドラマ化した「かすてぃら」の第1回完成披露試写会と会見が20日に東京・NHK放送センターで行われ、さだと主演の遠藤憲一のほか、西田尚美大八木凱斗(子役)が出席した。原作者として本作に関わるさだは「みんなが貧しかった時代、でもみんな前向きだった。希望はたくさんあった」とドラマの舞台となる昭和30年代を述懐した。

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 遠藤がさだの父を演じる本作。作品を観たさだは「いいホームドラマに仕上がっていました。観ていると実の父と遠藤さんがダブるんですが、どうしても遠藤さんが怖いですねぇ」と笑みを浮かべながらコメント。すると遠藤が「こんな(怖い)顔をしているんですが、ホームドラマが大好きなんですよ。でもなかなか機会がない。出演させていただいて、ほんとに幸せです」と感激をあらわにした。

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 また「もう昭和は時代劇なんですね……」としみじみ語ったさだだったが、「自分の家族が映像化されたとはとらえていないので、今後のお父さんのハチャメチャぶりが楽しみ。期待していますよ」と遠藤にエール。さだの子ども時代を演じるためにバイオリンに初挑戦した大八木を「たいしたもんだ。芝居もできてバイオリンも弾けて、僕のライバルですよ」と絶賛していた。

 さだが生まれ育った昭和30年代の長崎を舞台に、破天荒だが皆に愛された父の人柄や、家族の絆、故郷の人々との心の交流などを描く本ドラマ。映画『綱引いちゃった!』などの羽原大介が脚本を担当し、音楽は、さだ専属の音楽プロデューサー及び編曲家として活躍する渡辺俊幸が務めている。(福住佐知子)

プレミアムドラマ「かすてぃら」は7月7日よりNHK BSプレミアムにて放送(毎週日曜日午後10時~、連続5回)

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