キム・ベイシンガー、不妊の問題を抱えるキャリアウーマンに
映画『L.A.コンフィデンシャル』で第70回アカデミー賞助演女優賞に輝いたキム・ベイシンガーが、映画『プチ(原題) / Petit』で主演を務めることが明らかになった。The Hollywood Reporterが報じた。
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ベイシンガーが演じるのは、マリアというキャリアウーマンで、自分が不妊であると知り養子を迎えようとするが、その際、東ヨーロッパに存在する児童買春の事実に直面するという役柄。
本作はデンマーク出身のアナス・モルゲンターレル監督がメガホンを取り、すでに撮影はドイツで開始しているとのこと。モルゲンターレル監督はオムニバスホラー映画『ABC・オブ・デス』に参加している一人で、長編映画を英語で製作するのはこれが初めてとなる。
ベイシンガーは、ポール・ハギス監督作で、ジェームズ・フランコやミラ・クニスと共演する映画『サード・パーソン(原題) / Third Person』の撮影を終えたばかり。ピーター・シーガル監督、ロバート・デ・ニーロとシルヴェスター・スタローンがボクサーを演じる映画『グラッジ・マッチ(原題) / Grudge Match』にも出演しており、来年1月より世界順次公開予定となっている。(鯨岡孝子)