インドの天才子役も大感激!天才料理少女・こごまちゃんからお弁当のプレゼント!
天才子ども料理人として知られるこごまちゃんが20日、都内で行われたインド映画『スタンリーのお弁当箱』の舞台あいさつ付き完成披露試写会にゲスト出演し、初来日を果たした監督のアモール・グプテと、監督の実の息子で主演を務めた子役のパルソー君に、自家製のお弁当をプレゼントした。
同作は、ダンスや大スターの出演といった、インドの娯楽映画の常識を覆したスタイルで話題を呼び、本国で大ヒットを記録したハートフルドラマ。家庭の事情で学校にお弁当を持って行けない少年スタンリー(パルソー)と友達の奮闘を明るいタッチでつづる。演技経験のない子どもたちを集め、シナリオを用意しないスタイルで撮影が行われ、パルソー君はインド映画界最大規模の映画賞「ナショナル・フィルム・アワード」で最優秀子役賞を獲得した。
こごまちゃんはこの日、学校の後で、約2時間かけて母親と一緒にお弁当セットを制作。古代米を使ったおにぎりやトマトの酢漬け、タンドリーチキン風の具を詰めたギョーザなどが盛り込まれた豪華なお弁当に、「日本は世界最高の食がある国。30年間日本のおいしいものを食べに来ることをずっと夢見ていた」と話すグプテ監督とパルソー君は、目を丸くして驚き、「アメイジング!」を連発。
カニが大好物というパルソー君のため、お弁当にカニも盛り込む心づかいを見せたこごまちゃんは、「日本での映画上映おめでとうございます。映画だけでなく勉強も頑張ってください」とメッセージを書いたうちわも合わせてプレゼント。これにパルソー君は「天にも昇る気持ちです」と感謝の言葉を述べ、監督も「今日はとてもいい日、幸せだな」と笑顔をこぼしていた。(取材・文 名鹿祥史)
映画『スタンリーのお弁当箱』は 6月29日よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開