『アメイジング・スパイダーマン』続編からメリー・ジェーンのシーンが全カット!
現在製作が進行中の映画『アメイジング・スパイダーマン』の続編から、シェイリーン・ウッドリー演じるキャラクター、メリー・ジェーンの登場シーンがカットされたことがわかった。
報じたEW.comにシェイリーンは、同作のため3日間、数シーンの撮影を行ったことを明かすと、今回の決定に「もちろん、がっかりしているわ」とコメント。一方、アンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンとの共演は何事にも代え難い経験だったと振り返り、「でもわたしはどんな出来事にも必然的な理由があると信じているの。物語の構成に基づいて、MJの紹介は3作目まで待つべきだと判断されたことは、理解しているわ」と語っている。
またメガホンを取るマーク・ウェブ監督はThe Hollywood Reporterに、今回の決定は、恋人同士であるスパイダーマンことピーター・パーカー(アンドリュー)とグウェン・ステイシー(エマ)の関係に焦点を合わせるという、創作上の決定によるものだとコメント。その上で「シェイリーンは非常に才能豊かな女優だ。メリー・ジェーンとして撮影したのはほんの数シーンだけだったけど、彼女との仕事を心から楽しんだよ」とその才能を絶賛している。
この決定によりメリー・ジェーンの登場は、2016年公開予定の3作目までお預けとなるもよう。しかしColliderなどは、すでに先の新作映画撮影の予定が控えているシェイリーンは、今後多忙のため続編への出演が難しくなることからこのまま降板し、MJ役には新たな女優が抜てきされるのではないかと予想している。(西村重人)