平野綾、“悪い女”は楽しい!ホットパンツ姿でファンをノックアウト?
人気声優の平野綾が22日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた韓国映画『10人の泥棒たち』の初日舞台あいさつに登壇した。この日は同作の日本語吹き替え版声優を務める人気声優10名が一堂に集結。それぞれが声を担当したキャラクターをイメージした衣装で登場する中、平野も美脚セクシーなホットパンツ姿を披露し「(演じたのが)悪い女なので、(人を)手のひらに転がしている感があって楽しかった」と笑顔で作品を振り返った。
同作は韓国で観客動員数歴代1位を記録した犯罪アクション映画で、それぞれプロフェッショナルな技術を持つ10人のメンバーで構成された泥棒チームが、世界に一つしかない幻のダイヤモンド奪取に挑む姿をスリリングに描く。
10人の泥棒たちの声を担当した声優陣は “声優のドリームチーム”として話題になっており、この日は「涼宮ハルヒの憂鬱」の平野、ベテラン声優の山寺宏一、「鋼の錬金術師」の朴路美、「ONE PIECE ワンピース」の平田広明と中井和哉、「ポケットモンスター」の石塚運昇、「Dr.スランプ アラレちゃん」の小山茉美、「名探偵コナン」の小山力也、「BLOOD-C」の野島健児、「フレッシュプリキュア!」の小松由佳と、豪華メンバーが勢ぞろい。
夢の共演に、強奪作戦の首謀者・パクを演じた山寺は「こうして声優陣が堂々と舞台あいさつをさせていただくのはうれしい」と感慨深い表情を浮かべれば、平野も「すてきで面白い先輩方に囲まれて、その一員になれるのがうれしいです」と個性豊かなメンバーとの共演を感謝した。
劇中では複雑な人間関係の中で展開する恋模様も見どころのひとつで、純粋な新入りメンバー・ザンパノを演じた野島が、自分のことを弟のように扱う平野演じるイェニコールとアダルトな展開を匂わせる一幕も。すると平田からすかさず「アフレコで演じていて相手を好きになったりするの?」と突っ込まれ、野島は「あったりすることもなきにあらず」とかわして笑いを誘っていた。
その後もムードメーカーの小山力也が絶えずがボケをかますなど和気あいあいとしたトークが展開。最後のフォトセッションではカメラマンから「劇中の泥棒のように!」とポーズのリクエストも飛び、10名がビシッとキメると客席から「かっこいー」と感嘆の声が上がっていた。(取材・文:中村好伸)
映画『10人の泥棒たち』はTOHOシネマズ渋谷ほかにて2週間限定公開