中井貴一、吹き替え声優初挑戦!『怪盗グルー』で鶴瓶のライバルに!
俳優の中井貴一が、人気3Dアニメーション映画の続編『怪盗グルーのミニオン危機一発』の日本語版で、吹き替え声優に初挑戦することがわかった。現地時間22日、米カリフォルニア州ロサンゼルス行われた同作のプレミアで明かされた。
本場ハリウッドで行われたプレミアには、前作から怪盗グルーの声を務める笑福亭鶴瓶と、グルーと恋に落ちるルーシー役で声優に初挑戦した中島美嘉が、中井と共に日本から参加。グルーの敵で大悪党エル・マッチョの声を務める中井は、プライベートでも鶴瓶と親しく、吹き替え声優への挑戦に「全く初めてですが、僕らの仕事の延長のようなものですし、鶴瓶さんがおやりになっているっていうので、今回お引受けしました」と理由を語る。
また役柄に絡めて、鶴瓶をライバルとして意識しているか尋ねられた中井は、「同じ落語家として」と笑顔でジョークを飛ばしつつ、「ライバルとは恐れ多い、最も敬愛している友人の一人」とコメント。それを受けた鶴瓶も「あたりまえや」とライバル関係を否定し「(中井は)すごい俳優ですから」と語り、お互いへの尊敬をのぞかせた。
プレミアでは、レッドならぬイエローカーペットを歩いた三人。イベント中、劇中に登場する黄色い生き物ミニオンの着ぐるみと遭遇すると、中井が「かわいいですね。(中に)お子さんが入っているんですか」と質問。そこに鶴瓶が「いやミニオンや。入ってない。これはミニオン。ようそんな夢のないこというな」と突っ込みを入れるなど、プライベートでの仲の良さをうかがわせた。
同作は、史上最大級の泥棒を目指す嫌味な怪盗グルーと仲間たちの活躍を描いた3Dアニメの続編。日本語吹き替え版では、怪盗グルー役の笑福亭鶴瓶と、アグネス役の芦田愛菜がおよそ3年ぶりに再タッグ。平和に暮らしていたグルーが、彼の仲間であるミニオンたちが誘拐されたことから、救出に奮闘する姿を描く。(編集部・入倉功一)
映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』は9月21日より全国公開