「あまちゃん」アイドルグループGMT47が歌う!挿入歌が完成
高視聴率を記録中のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で、能年玲奈の演じる主人公・天野アキが所属するアイドルグループ「GMT47」の歌う番組挿入歌「暦の上ではディセンバー」が完成した。
舞台を東京に移し、後半からは47都道府県のご当地アイドルが所属する「GMT47」の挫折と奮闘を描く「あまちゃん」。挿入歌は、人気アイドルグループ「アメ横女学園芸能コース」(アメ女)の大ヒット曲という設定で、2軍扱いのGMTも、デビューを目指してステージ下の「奈落」や路上ライブでこの曲を歌うことになる。
「あまちゃん」挿入歌といえば、アキの母を演じる小泉今日子が歌った「潮騒のメモリー」が話題になったばかり。今回も脚本の宮藤官九郎が作詞を、オープニング曲を手掛けた大友良英が作曲を務めた。「今回は3分で書きました」という宮藤は、楽曲について「間にラップが入るのは、なんか、(メンバーが)なまってるから面白いかなと思って」とコメント。「アキが北三陸で好かれ、暖かく送り出されたように、GMTメンバーもそれぞれの地元で愛され、夢を抱いて上京したと思っています」とグループへの思い入れを語っている。
そのGMT47メンバーは、アキをはじめ、埼玉県出身の入間しおり(松岡茉優)、佐賀県出身の遠藤真奈(大野いと)、宮城県出身の小野寺薫子(優希美青)、徳島県出身の宮下アユミ(山下リオ)、沖縄県出身の喜屋武エレン(蔵下穂波)、ブラジル出身のベロニカ(斎藤アリーナ)などフレッシュな顔ぶればかり。
「ベテランの方々に囲まれて、アキちゃんのスペースを作って頂いた」と故郷編の撮影を振り返った能年は、東京編について「自分でそのスペースを確保するために、ドタバタと、頑張っています」とコメント。「アキちゃんもペーペー、わたしもペーペー。ペーペーが何処まで、臆せず、アイドルの海に飛び込んでいけるか、おバカなまま突っ走れるか、みなさん応援よろしくお願いします」と意気込みを語っている。(編集部・入倉功一)
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」はNHK総合ほかにて放送中