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セサミ・ストリートのバートとアーニー 同性婚禁止は違憲との判決を寄り添って祝う

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お祝いをしようよ - アーニー(左)とバート(右)
お祝いをしようよ - アーニー(左)とバート(右) - Moritz Winde / Bongarts / Getty Images

 米連邦最高裁が現地時間26日、婚姻を男女間のものと限定した「結婚防衛法」を違憲とする判決を言い渡したことを受け、多くのセレブらが喜びのコメントを出したが、以前からゲイではないかとうわさされてきたカップルは静かに祝ったようだ。

 何年も一緒に住んでいるセサミ・ストリートのバートとアーニーの関係は一体何なのかと以前から取り沙汰されてきた。2011年には同番組がFacebookで「二人はパペットであり性的指向はない」と発表したが、このたび、「同性婚禁止は違憲」との判決をテレビの前で寄り添って聞いている後ろ姿がThe New Yorker誌のカバーに掲載され、反響を呼んでいる。

 この絵はもともと、オバマ大統領が同性婚を支持すると演説をしたことを受け、描かれたもので、その時はテレビ画面にオバマ大統領が映っている絵だったとhollywood.comは報じている。今回表紙に掲載されたのはテレビ画面の絵を最高裁判事9人に置き換えたもので、アーニーがバートに寄りかかり、バートが彼の背中に手を回しているほのぼのとした絵になっている。

 「喜びの瞬間」と題されたこの絵を描いたジャック・ハンターは、「同性愛者の権利に対する周囲の態度がいかに進化してきたかを見ることできるのは素晴らしいことだ」とnewyorker.comにコメントし、今回の判決は次世代にとっても喜ばしいことで、祝うべきことだとも言っている。(澤田理沙)

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