夏帆、初ホラー&初ナース役の現場にプレッシャー
女優の夏帆がホラーに初挑戦するドラマ「悪霊病棟」の取材会が3日、東京都内で行われ、夏帆と共演者の大和田健介、そして総監督を務める鶴田法男が出席した。
初のホラー作品にして初めての看護師役という、初めてづくしの作品となった夏帆。鶴田監督は、「夏帆ちゃんにラブレターを書くつもりで」脚本を書いたといい、その期待に夏帆は、「すごくプレッシャーが強かったです」とコメント。「かなりハードルが高くて……それもいっぱいハードルがあって、ひっくり返りそうになりました」と撮影前を振り返った。
そんな夏帆は、プライベートでは「お化け屋敷とかも避けてきた」というホラー嫌い。一方で、「霊感が全くなくて、恐怖体験もしたことがない」といい、「ホラー作品の撮影現場って怖いことが起きるっていうけど、現場でも全くなくて、楽しく撮影しました」と現場で物おじすることはなかった様子。鶴田監督も「ホラーセンスが抜群で、間の取り方とか人を脅かすタイミングを熟知している」とその才能を絶賛した。
一方の大和田は、「ビビリで怖がってばっかり」と自身で言うように、明るく楽しい現場でもビクビク過ごしていたという。そんな大和田に対して夏帆は、「すごく素直で真っすぐな方。怖がりだったり、現場でもいじられていて、すごく愛されている人だなと思いました」と優しい言葉を投げ掛けていた。
本作は、お化け屋敷プロデューサーの五味弘文とJホラーの先駆者である鶴田監督がタッグを組んだ本格ホラードラマ。町外れの病院を舞台に、看護師たちが体験する怪奇現象を描く。また本作と連動して、お化け屋敷「呪いの歯」シリーズが7月12日から東京・大阪・名古屋で開催(東京は19日より)。五味が手掛ける絶叫必至のお化け屋敷は、本作を鑑賞した後に体験すれば、よりいっそうの恐怖をかき立てられるに違いない。(取材・文:嶋田真己)
連続ドラマ「悪霊病棟」は7月18日24時58分~25時28分にTBS・MBSで放送(全10回)
夏期限定お化け屋敷「呪い歯~密十号の家」は東京ドームシティ アトラクションズで7月19日~9月23日開催(名古屋・若宮大通公園 / 大阪・梅田スカイビル空中庭園下 新梅田シティ1階で12日より)