『怒りの葡萄』のリメイクを企画中!スピルバーグがプロデュース?
映画会社ドリームワークスが小説「怒りの葡萄」を再映画化するため、ノーベル文学賞作家ジョン・スタインベックの財団と交渉していることがわかった。Deadline.comが報じた。
「怒りの葡萄」は1930年代のアメリカを舞台に、大規模資本主義農業の進展や砂嵐によって農業を続けることが困難になり、故郷のオクラホマを追われ、逆境で生きる家族の姿を描いた作品。1940年にはヘンリー・フォンダ主演で映画化され、ジョン・フォード監督と主人公の母を演じたジェーン・ダーウェルがアカデミー賞を受賞している。
ドリームワークスの創立者の一人であるスティーヴン・スピルバーグ自身がメガホンを取る可能性もあるとうわさされているが、ドリームワークスは、再映画化が決まった際にはスピルバーグはプロデュースに専念し、監督を務めることはないとしているという。(編集部・市川遥)