「鷹の爪」と「モンハン4」のコラボが決定！モンハンチーム原案のボスキャラ出現？

　Flashアニメ「秘密結社 鷹の爪」の劇場版シリーズ第5弾『鷹の爪GO～吉田、秘密結社やめるってよ（仮）～』が、大人気ゲームシリーズ最新作「モンスターハンター4」とコラボレーションを果たすことがわかった。決定に合わせ、劇中に登場する「モンハン」制作チームが手掛けた巨大ロボットのデザインも公開されている。

　「鷹の爪」と「モンスターハンター」という、ジャンルも作風も全く違う、一見共通点のない両作。しかし2010年には、ゲームに登場する猫型の獣人族アイルーが主人公のギャグアニメ「モンハン日記 ぎりぎりアイルー村 ☆アイルー危機一髪☆」の制作を、カプコンが「鷹の爪」を手掛けるDLEにオファー。同年10月には本家「モンスターハンターポータブル3rd」と「鷹の爪」がコラボしたプロモーション映像が発表されるなど、過去にもコラボを果たしている。

　新たなコラボ企画では、映画「鷹の爪」の劇中に、「モンハン4」チーム原案のキャラクターやメカデザインの数々が登場。今回はその中から巨大ロボットのイラストが発表されており、古代の土器や土偶、仏像からイメージされたという神々しさと凶悪さを兼ね備えた姿からは、「鷹の爪」らしからぬ雰囲気が漂う。

　このデザインには、「鷹の爪」の生みの親で最新作でも監督を務めるFROGMANも「予想を超えるデザインの良さに、映画もバッチリ！　最高の出来になりました！　カプコンさん、あざーっす！」と感謝。ちなみに、当初はFROGMAN自ら悪役キャラクターとメカのデザインをしていたというが、「オオサンショウウオみたいになってしまい、これはマズイ」と思ったことを明かしている。

　ゲームのプロデューサーを務める辻本良三氏によると、今回のデザインは、「モンハン4」でもモンスターデザインを手掛けているクリエイターたちが「“本気で”好き勝手に楽しんで作った」とのこと。「結構がんばったので、鷹の爪団も『モンハン4』の宣伝をがんばってくれると期待しています！」と忘れずに付け加えている。（編集部・入倉功一）

映画『鷹の爪GO～吉田、秘密結社やめるってよ（仮）～』は今秋、全国公開