LiLiCo、肉食系キャラをお休み中!?「男に冷めていまして…」
映画コメンテーターのLiLiCoが8日、スウェーデン大使館で開催されたイベント「スウェーデン映画の夕べ」に出席し、肉食系キャラをお休みしていることを明かした。
この日のイベントでは、スウェーデンを代表する巨匠イングマール・ベルイマンの『野いちご』と、街にあるあらゆるものを楽器に見立て、とんでもない場所での演奏予告を表明した6人の音楽テロリストの攻防を描いた27日公開の映画『サウンド・オブ・ノイズ』が上映。
登場人物の中で誰がタイプかと聞かれたLiLiCoだったが、「最近は野獣のLiLiCoがどこか旅に出ていて、非常に男に冷めていまして。今はちょっとだけ、かけらがまだ残っている状態」と意外なコメント。その理由は定かではないが、現在は肉食系女子を一休みしているという。
続けて、「若い時はベルイマンというと、難しくて大人のテーマという印象があった」と切り出したLiLiCoは、「でも大人になってもう一度観なきゃなと思っていた。ベルイマンがわかったら大人だと思っていたから。今の時代、スウェーデンの若い子ですらベルイマンは知らないですからね。彼を見直そうというのはとてもいい企画だと思う。スクリーンで昔の映画を観られるうれしさってありますよね。わたしも42歳。いいかげん大人にならないとね」と笑っていた。ちなみにLiLiCoが好きなベルイマン映画は、5時間を超える大作『ファニーとアレクサンデル』とのこと。
近年は年に4回ほどスウェーデンに帰っているという同国出身のLiLiCo。しかし、里帰りしていてもついつい足は映画館に向かってしまうそうで、「スウェーデンで映画を観ていると、この映画は日本に入らないかなと思ってしまう。向こうの映画業界は三池崇史監督なんかにも興味を持っています。だからもっと向こうの映画も日本に紹介したいと思っているんです」と日本とスウェーデンの懸け橋になりたいという夢を語った。(取材・文:壬生智裕)
「イングマール・ベルイマン3大傑作選」は7月20日よりユーロスペースほか全国順次公開
映画『サウンド・オブ・ノイズ』は7月27日より新宿シネマカリテ ほか全国順次公開