ジム・キャリー、銃愛好家への侮辱発言を謝罪
俳優のジム・キャリーが、銃支持派を侮辱したことを自身のツイッターを通じて謝罪した。
ジムは6月に出演映画『キック・アス2(原題) / Kick-Ass 2』の内容が暴力的過ぎるとして、プロモーションに参加しないことを発表。昨年12月に米コネティカット州ニュータウンで子ども20人と大人6人が犠牲になった、サンディ・フック小学校銃乱射事件を考慮した結果だと理由を説明していた。
この件についてジムは「『キック・アス』はサンディ・フック小学校の事件が起きる1か月前に撮影した。今となっては、映画に描かれているレベルの暴力を擁護することはできない」「映画に関わった人たちには申し訳ないと思っている。この映画を恥じているのではなく、最近の事件で考えが変わっただけだ」とツイート。これに対し銃支持派が、「失せろ、(ジムの出身地)カナダに帰っちまえ」と返すと、「子どもの安全のために考えを変えられない無情なクソ野郎ども」などとジムも返し、ののしり合いになっていた。
しかしジムは、銃に対する意見の相違があっても相手を侮辱することは大人げなかったと感じたようで、先日ツイッターで謝罪。「ライフルファンのみんなへ。君らに同意することはできないが、君らを怖いとも思わない。けど君たちのことは大好きだ。だから、怒りにまかせて悪口を言ったことを謝罪したい。あれは間違っていた」とつぶやいたが、攻撃用武器に対する自身の立場は変わらないことを付け加えている。(BANG Media International)