川口春奈、史上初の観客参加型映画で探偵に!上映を中断したシンキングタイムも!
女優の川口春奈が16日、都内にて、体感型エンターテインメント「リアル脱出ゲーム」を映画化した『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎』(【出題編】【解答編】の2編)の製作報告会見に出席し、探偵マダム・マーマレード役で主演することが明らかになった。マダム・マーマレードを支える相棒、マダム・バルサミコには高畑淳子がふんする。
観客が映画を観ながら謎を解いていくという映画史上初の試みが施された本作。まず【出題編】(10月25日公開)を鑑賞し、制限時間内で解答用紙に答えを記入して提出する。そして、【解答編】(11月22日公開)で全ての謎が明かされるという仕組みになっている。正解者には、【解答編】のエンドロールに名を刻まれる栄誉が待っている。
物語は、映画界の巨匠が亡くなる際に残したメッセージ「短編映画3本に謎がある」の「謎」を解くというもの。妻から謎解きの依頼を受けたマダム・マーマレードが挑んでいく。劇中には3本の短編作品が登場しており、それぞれ中村義洋、鶴田法男、上田大樹が監督。観客はマーマレードと一緒に劇中の短編を観て、それぞれの謎を解き、最終的に一つの答えを導き出す。
本編上映中には計2回、上映を中断したシンキングタイムも設けられており、その間はメモを取ったり、電話をかけたり、話をすることも可能。観客が能動的に謎を解ける仕組みが随所に仕掛けられている。また、この日のイベントでも、突然「川口春奈がスタッフの誰かに殺される」という事件が起こり、会場一体となった謎解きが行われるなど、何から何まで異例づくしの映画といえる。
製作陣も「全く新しい映画」と口をそろえる今作で主演を務める川口は、「探偵役ということで、普段使わない言葉がワーッと(台本に)書いてあって、(撮影期間が)5日間だったので大丈夫かなと不安だったけど、何とか乗り切れました」と撮影を振り返る。自身も今作の謎解きをしたものの「すごく難しかったです。関係性も複雑で、すごくよくできている話」とし、「たくさんの方に謎解きをしてもらって、心に残る映画になれば」と思いを明かした。
『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎 【出題編】』は10月25日よりTOHOシネマズほか全国公開
『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎 【解答編】』は11月22日より全国公開予定