元フジテレビアナ・長谷川豊、退社後初の公の場で意味深発言!
14日、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊が、映画『生贄のジレンマ』公開記念舞台あいさつに司会者として出席した。フジテレビ退社後、初めての公の場に登場した長谷川は「さまざまな事情から現在、フリーアナウンサーをしております長谷川です」と発言し場内を沸かせた。本舞台あいさつには、ダブル主演の須賀健太と竹富聖花、主題歌を担当したMay'n、そして金子修介監督が登壇した。
長谷川は自身のブログで、ニューヨーク支局赴任中に費用を不正使用したとして降格処分になった件について、事実関係を明かして大きな反響を呼んでいた。この日は「久しぶりに皆さまの前に来ることが出来て、緊張しています」とあいさつすると、須賀や竹富に「キスシーンはどうでしたか?」「どんな男性がタイプですか?」と深く切り込み「僕はバックがないので、どんな質問でもできるんです」と現状をやや自虐的に語っていた。また物語にちなみ「もし、いけにえを出すとすれば誰?」と問われたMay'nが「偉い人は(いけにえには)しないですね」と回答すると、長谷川は「会社もそういうものですからね」と意味深発言をしていた。
須賀は映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の淳之介など、あどけない印象が強かったが、この日は金髪姿で登場。「現場ではアドリブが多く、当日シーンが増えたり大変な部分もあったけど、それがとても面白かった」と主演として貫禄の発言。しかし、自身初のキスシーンについて突っ込まれると「いろいろと考えないようにしました。でも歯磨きを何回もしたり、アメをなめたり、やっぱり緊張しました」とはにかみながら撮影を振り返った。
須賀とダブル主演の竹富は「体験したことのない世界。身近な人がどんどん死んでいくような状況で、演じることは難しかったけど、死に方とかがリアルで(気持ちが)すんなりと入っていけました」と難役への感想を語りつつ、須賀演じたクールな篠原という役には「わたしはみんなが好きっていう人は、あんまり好きにはならないんです。だから篠原君は好きにならないと思います」とキッパリ。がっかりする須賀の姿に、会場は大きな笑いに包まれた。
本作は、土橋真二郎の同名小説を、原作同様に<上><中><下>の三部作で映像化。いけにえを捧げなければ全員死亡するという状況下、高校生たちが命を懸けたサバイバルゲームに挑む姿を、映画『DEATH NOTE デスノート』シリーズの金子修介監督が描く。(磯部正和)
映画『生贄のジレンマ』はユナイテッド・シネマ豊洲にて限定公開中 8月2日に<上><中><下>DVD3作品同時発売