『銀魂』真選組キャストが7年を振り返る…「これからも続いてほしい」
13日、映画『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』舞台あいさつがこうのすシネマで行われ、千葉進歩(近藤勲役)、中井和哉(土方十四郎)、鈴村健一(沖田総悟役)、太田哲治(山崎退役)の真選組キャスト、そして藤田陽一監督が登壇した。
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真選組といえば、個性派がそろうアニメ「銀魂」の中でも屈指の人気を誇るキャラクター。司会も太田が務めるなど終始アットホームな雰囲気の中で行われた舞台あいさつで、藤田監督は「それぞれ見せ場があってちゃんと責務を果たせたかなという気持ち。いいところで全員が絡めたかな」と満足げな表情。
未来のシーンでは外見が変化していることについて、太田から「檻の中のゴリラ役」と言われた千葉は「そう言われるのも慣れてきた」と笑いながら返すと、中井は「中身は何も変わらず、いつも通り。土方十四郎本人がどうというより、エリザベス役で登場したある大御所声優さんと一緒に戦えたのは男の子の夢なので、心躍りました」と豪華キャストとの共演について語った。
2006年のテレビアニメ開始から7年、真選組メンバーが出演しない回もあり、鈴村は「『アニメが再開します』と言われてから全然呼ばれなくて本当に再開したのか疑っていた」と告白。中井は「(出番が少なくても)われわれ真選組メンバーだけは団結しよう、と言っていたら近藤局長(千葉)だけが呼ばれていて疑心暗鬼になったことも」と、太田も「あまり7年経ったという気がしない」と思い思いに語るも、最後には全員で「長いことやっているんだねぇ」としみじみ振り返っていた。
最後に太田が、アニメ「銀魂」は本当に終わるのかと問いかけると、監督は「今回の映画はけっこう出し尽くしたし、いろいろ詰め込んできれいに締めたつもり。でも僕らが終わると思っていても、映画がヒットしてくれたら大人たちが黙っていないはず(笑)」と続編に含みを持たせると、観客からは今日一番の大きな拍手が。これには鈴村も「とってもいい映画だったでしょ? 銀魂らしいというか、集大成の映画だなと。これからも続いてほしいなというのが大人たちと僕たちの願い」と締めくくった。(編集部・福田麗)
映画『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』は公開中