サンドウィッチマン、「アンパンマン」で認められた!念願の声優抜てきにしみじみ
お笑い芸人のサンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)が17日、東京スカイツリータウン・ソラマチのJ:COM Wonder Studioで行われた映画『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』大ヒット御礼トークショーに来場し、念願の「アンパンマン」声優に抜てきされた心境を明かした。
本作は、7月6日に全国143スクリーンで公開され、劇場版シリーズ25作目にして歴代3位のオープニング成績を記録。現在の動員は約13万7,000人、興収は約1億5,000万円。これから夏休みを迎えるということもあり、最終興収5億円も視野に入れている。近年の劇場版「アンパンマン」は従来の2~3歳児のみならず、4~5歳の児童にまで客層が拡大しているのが特徴。そのデータを裏付けるように、この日の会場にもその年代の子どもたちが多数来場していた。
二人が声優を務めるのはゾウのキャラクター、ザジズゼゾウとスゴイゾウ(ヨゴスゾウ)。2012年1月に長女が誕生した伊達、そして2011年4月に長男が誕生した富澤にとって、「アンパンマン」声優は待望の仕事だったようで、「仙台にいるおいっ子とめいっ子から初めて褒められました。ちゃんと仕事しているんだね、と。やっと認められた感じで、うれしかったですね」と切り出した伊達は、「やっと娘がアンパンマンと言えるようになった。娘と映画に行きたいと思います」と笑顔を見せた。
昨年のゲスト声優だったバナナマンは「(パンつながりである)サンドウィッチマンより先に出られてよかった」とコメントしていた。伊達も「それで関係者にも『そういえばあいつらがいるな』と気付いてもらえたようで。いいアシストをしてもらった」と感謝を口にした。
また麒麟の川島明など、芸人仲間からも、「アンパンマン」声優に抜てきされたことをうらやましがられたという二人。「狩野英孝は、アンパンマンのポスターの写メを撮ってブログに上げていた。僕も出たいと言っていましたけど……絶対にないでしょう」とコメント。富澤も「ないでしょうね……」と同意し、会場を笑いに包んだ。(取材・文:壬生智裕)
『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』は全国公開中