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岡田准一、キャリア初の“丸刈り” 「気合の表れと書いて」と報道陣に要望!

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映画『永遠の0』完成報告会に出席した井上真央、三浦春馬
映画『永遠の0』完成報告会に出席した井上真央、三浦春馬

 V6の岡田准一が22日、百田尚樹のベストセラー小説を映画化した『永遠の0』の完成報告会に出席。本作でゼロ戦パイロットを演じ、キャリア初の“丸刈り”を披露していることについて、「僕としては(丸刈りを)やらせていただけることは、(出演するときから)わかっていたので」とさらりと語り、「気合の表れと書いていただければ」と冗談めかして笑いを誘っていた。

井上真央&三浦春馬も来場!フォトギャラリー

 本作はお国のために死ぬことが名誉とされていた太平洋戦争下、生きて家族の元へ帰ることを望みながらも特攻隊員として死ぬ道を選んだ宮部久蔵(岡田)に秘められた真実と壮大な愛を、現代に生きる孫の佐伯健太郎(三浦春馬)がひもといていく姿を描いた感動作。

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 報告会には岡田のほかに妻役の井上真央、三浦春馬、山崎貴監督、原作者の百田尚樹も出席。出演者たちが口々に本作への参加の喜びを語る中、山崎監督は戦争という重いテーマを扱ったことについて「襟を正して挑みました」と真摯(しんし)に臨んだことを振り返る。山崎組初参加となった岡田も、そんな山崎監督の熱意に応えるべく「実際のゼロ戦に乗られていた方や自衛隊の方とお話をしたり、搭乗する役の皆さんと100人以上で相当な時間訓練を受けて撮影に臨みました」と大規模な撮影を振り返った。

 劇中では戦争の狂気という一面も描かれ、岡田は「そういう部分に入っていくシーンがあるので、監督とお話させていただきながら、大事に撮っていました」と回顧。肉体的にも精神的にも全力投球で挑む岡田だけに、「重い役で眠れない日々や考える日々もありました」とプレッシャーとの戦いを明かした。

 一方、祖父のルーツに迫るナビゲーターとなる役どころを演じた三浦は、「この作品に出会って、役者として成長できたのではないかと思います」と自身にとって大きな作品になったと言う。自身の祖父も戦時中には予備学生で、視力検査に引っ掛からなければゼロ戦に搭乗していた可能性があったことを明かし、「祖父のルーツも知るきっかけになった作品でもあります。皆さまにも自分の家族のルーツに関心を持っていただいて、自分の家族を知るきっかけにしていただけたらと思います」と切に語り掛けていた。(中村好伸)

映画『永遠の0』は12月21日より全国公開

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