鉄拳、パラパラ疲れ? 仕事以外余裕がないほどの多忙さ明かす
お笑い芸人の鉄拳が23日、吉本興業東京本部で行われた「あなたの街に“住みます”プロジェクト」の発表会見に出席し、仕事の増加による忙しさから、仕事以外ではパラパラ漫画を描く時間がないことをうかがわせた。
このたび発表された新プロジェクト「よしもとふるさと劇団」は、2011年よりスタートした「あなたの街に“住みます”プロジェクト」の第2幕。「参加条件、地元が好き。以上」をキャッチコピーに地元からアイデアや公演できる施設などを公募し、全国各地のオリジナリティーあふれる物語の舞台化を目指す。
今年5月より故郷・長野県の信濃大町観光大使を務めている鉄拳は、白塗りの顔に「ふるさと」と書いて出席。「すごく地元ぐるみで応援してくれて」と笑顔で語り、凱旋ライブが行われたほか、昨年自身の特集が組まれたテレビ番組「情熱大陸」が放送された際には地元の視聴率が異例の90パーセントに達したそうで、「みんな見ていた」と応援してくれる地元ファンに感謝した。
現在はパラパラ漫画がNHK連続テレビ小説「あまちゃん」にも起用され、1日16時間机に向かう日々。10年ほど前に父親に家を建ててプレゼントしたことから、「次はパラパラ御殿?」といじられる場面もあったが、鉄拳も「おかげですごい仕事が増えました。いろいろと締め切りに追われている毎日です」と切迫した近状を報告した。
会見後の囲み取材では「地元のパラパラ漫画を描く予定は?」とマイクを向けられるも、「今のところ書く予定はないけど、仕事の依頼があったら書こうかな。結構大変なんです。今度やります」と答え、地元愛をにじませつつも仕事以外では取り組む暇がないほどの多忙さをうかがわせていた。(中村好伸)
「よしもとふるさと劇団」のエントリーは公式サイトにて募集中