上戸彩、初めての白無垢姿!年上女房役の『武士の献立』でスペイン・サンセバスチャン国際映画祭へ!
女優・上戸彩が自身初となる白無垢(むく)姿を披露している主演映画『武士の献立』が、スペインで9月20日から28日まで開催される第61回サンセバスチャン国際映画祭のキュリナリー・シネマ部門に正式招待され、上戸が同映画祭に参加することが決まった。
毎年9月にスペイン・バスク地方のサンセバスチャンで開催される同映画祭で「食にまつわる良作」を上映する「キュリナリー・シネマ部門」に選出された本作。江戸時代に包丁侍として料理の腕を振るった武家に嫁いだ年上女房・春(上戸)が、不器用な夫(高良健吾)と衝突しながらも愛を育み、家族の絆を深めていくさまをドラマチックに描く。
メガホンを取る『釣りバカ日誌』シリーズの朝原雄三監督は、同映画祭への招待に対し「時代劇で、ましてや料理を専門とするサムライ夫婦の話という非常にユニークな題材の映画ですが、時代や国境を越え、ほほ笑ましい夫婦愛と家族の普遍的なドラマをしっかり受け止めていただけたら」と期待を込める。
「日本を代表してこの作品を選んでいただいたというのは光栄」と喜んだ上戸は、スペインを訪れるのは初めて。映画祭への出席を「とても興味深く楽しみ」と心境を明かし、「どのくらい滞在できるかわかりませんが、スペイン料理がすごく好きなので、本場のスペイン料理が食べられるのもうれしいですし、中でもシーフードが楽しみです」と胸を膨らませた。
なお同部門には、「いのちのスープ」で知られる料理家・辰巳芳子のドキュメンタリー映画『天のしずく 辰巳芳子"いのちのスープ"』も出品され、9月23日に河邑厚徳監督の舞台あいさつなどが行われる予定だ。(編集部・小松芙未)
映画『武士の献立』は12月14日より全国公開