「X-MEN」最新作の超豪華キャストがオタクの祭典に集結!
コミコン2013
米サンディエゴで開催された「コミコン・インターナショナル」で現地時間20日、米20世紀フォックスのパネルが開催され、現在撮影中の『X-メン:デイズ・オブ・フューチャー・パスト(原題) / X-Men: Days of Future Past』のキャストが勢揃いした。
今作は、映画『X-メン』と『X-MEN2』を手掛けたブライアン・シンガー監督が、久々にシリーズに戻ってきた期待作。前日譚(たん)である『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の続編で、前シリーズのキャストも出演する。
会場にはシンガー監督をはじめ、ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、ジェニファー・ローレンス、アンナ・パキン、エレン・ペイジ、マイケル・ファスベンダー、ジェームズ・マカヴォイ、ニコラス・ホルト、イアン・マッケラン、パトリック・スチュワートなど超豪華キャストが登場。観客は総立ちとなり、割れんばかりの拍手が巻き起こった。
本編映像は3Dで上映され、各キャラクターのアクションやスケールの大きさを感じさせるシーンが展開するなど、迫力満点。互いにプロフェッサーXを演じる、パトリックとマカヴォイが向かい合うショットで幕を閉じると、会場内は大歓声に包まれた。「これだけのキャストのスケジュールを調整するのは悪夢だった」というシンガー監督は「でも僕は『ユージュアル・サスペクツ』のような、アンサンブル映画が好きなんだ」とコメント。ずらりと揃ったキャストもこの場にいることを楽しんでおり、ヒューが仲間にうながされて一節歌ったり、互いにジョークを言い合うなど、和気あいあいとした雰囲気でパネルは進行した。
さらにヒューは、『ウルヴァリン:SAMURAI』のパネルにもジェームズ・マンゴールド監督と参加。ヒューと真田広之の決闘や福島リラと共に戦う場面など、壮絶なアクションシーンが連続する3D映像を2度披露し、観客を大いに沸かせた。
また『ドーン・オブ・ザ・プラネット・オブ・ザ・エイプス(原題) / Dawn of the Planet of the Apes』のパネルも行われ、ジェイソン・クラーク、アンディ・サーキス、ケリー・ラッセル、マット・リーヴス監督が壇上に。公開された映像では、人間たちが森の中でサーキス演じる猿のシーザーを捜索する場面に加え、猿たちも公開。前作以上にリアルな造詣となった猿たちの姿が、ダークなトーンを感じさせた。(取材・文:吉川優子)