スティーブ・ジョブズ、幻のインタビューが18年の時を超えて日本公開!
2011年10月に逝去したアップル社の創業者スティーブ・ジョブズ氏が1995年に受けたインタビューを映画化した『スティーブ・ジョブズ1995 ~失われたインタビュー~』が、3回忌に合わせた9月28日に緊急公開される。
同作は、紛失していたマスターテープが発見されたジョブズ氏の貴重なインタビュー映像に修復を加えてHDマスター化した作品。アップル社から追放され新会社NeXTのCEOだった1995年当時のジョブズ氏が、生い立ちやアップルコンピューターの制作、アップル社、コンピューターの未来やカルチャーについて自身の口から語った内容が、18年の時を超えて日本に上陸する。
マスコミ嫌いとして知られるジョブズ氏のインタビューに成功したのは、パソコン誕生にまつわるドキュメンタリーテレビシリーズで取材を行った番組スタッフ。同番組では一部分のみを使用し、残りを収録したマスターテープは消失していた。しかし、ジョブズ氏の死後に監督のガレージからテープが見つかり、修復・編集後の2011年11月に本国アメリカにて19都市限定で公開したところ、チケットの完売が相次ぎ観客が殺到したことでも話題になった。
今、当たり前のように日本でも普及しているiPhoneやiPadの生みの親は、2013年にどんな未来を想像していたのだろうか? 18年前のインタビュー翌年にアップル社へ復帰し、次々と革命を起こしてきたジョブズ氏のビジョンに触れることができる価値ある機会といえるだろう。(編集部・小松芙未)
映画『スティーブ・ジョブズ1995 ~失われたインタビュー~』は9月28日より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開