マーベルの新作ヒーローチームがコミコンに出現!
コミコン2013
米サンディエゴで開催された「コミコン・インターナショナル:サンディエゴ2013」で現地時間20日、マーベルの新作ヒーロー映画『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー(原題) / Guardians of The Galaxy』のパネルディスカッションが開かれ、キャスト陣と監督が出席した。
同作は、31世紀の世界で、銀河系の平和を守るヒーローチームの活躍を描いたマーベルコミックの映画化。パネルにはジェームズ・ガン監督をはじめ、主人公スターロード役のクリス・プラット、ガモラ役のゾーイ・サルダナ、ドラックス役のデイヴ・バウティスタ、そしてコレクター役のベニチオ・デル・トロらが参加した。
撮影はロンドンで約2週間前に始まったばかりだが、コミコンではさっそく映像を上映。迫力のアクションを満載した内容に観客も大喜びだった。映像には、デル・トロの出演作『ユージュアル・サスペクツ』に登場する「面通しシーン」のように、チーム全員が横一列に並ぶシーンも。格好よく決めたメンバーの中に、アライグマのようなキャラクターが並んでいるのが笑いを誘う。このロケットラクーンというキャラ、原作ファンの間でも大人気だといい、拳銃をぶっ放す姿に観客は大ウケだった。
映画『マネーボール』の出演で知られるクリスは、主人公に抜てきされたとき、「太っている」と言われたことを述懐。痩せるためにかなりの努力をしたという。作品の詳細には触れなかったが、演じるスターロードについて「子どものころにつらい思いをして、宇宙に住んでいる。イヤなやつで、宇宙にいるかわいい女の子たちと遊んでいるんだけど、チームの仲間たちと組むことで、もっと大事なもののために闘うようになるんだ」と語った。クリスは、人気コメディー番組「パークス・アンド・レクリエーション」への出演でも有名。本作はコメディー色も強く、今から期待が膨らむ。
また、緑色の肌のキャラクターを演じたゾーイは、「前に(『アバター』で)ブルーをやったことがあるから、グリーンにトライしてもいいかと思ったの」と冗談めかしてコメント。この日は、悪役を演じる女優のカレン・ギランも出席しており、司会者に「あなたが演じる役は、丸刈りなのでは?」と突っ込まれると、突然かぶっていたセミロングのカツラを観客席に投げ、スキンヘッドを披露。観客を大いに沸かせた。(取材・文:吉川優子)