ジェームズ・ガンドルフィーニさん出演の最後のドラマ 放送中止が決定
今年6月に急逝したテレビドラマ「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」のジェームズ・ガンドルフィーニさんが最後に出演したドラマのパイロット版の放送が中止されたことがわかった。Access Hollywoodなど複数のメディアが報じた。
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ジェームズさんはHBO製作のテレビシリーズ「クリミナル・ジャスティス(原題) / Criminal Justice」で弁護士を演じる予定で、すでにパイロット版の撮影は済んでいた。彼が最後に出演したドラマを観たいとの声も多かったが、HBOの重役マイケル・ロンバードは放送しないことを決断。継続しないドラマのパイロットのみを放送することはできないとテレビ批評家協会の会見で明らかにした。
「クリミナル・ジャスティス(原題)」は2008年からBBCで放送された同名のテレビシリーズのリメイク。BBC版はベン・ウィショー、マキシン・ピークなどが出演していた。今後ドラマをパイロットから撮り直すのか、お蔵入りとするのかは発表されていない。ジェームズさんが最後に出演した映画『アニマル・レスキュー(原題) / Animal Rescue』と映画『イナフ・セッド(原題) / Enough Said』は今のところ公開される予定だ。(澤田理沙)