『再会の時』30周年記念!トロント国際映画祭で上映決定!
1983年に製作され、作品賞を含むアカデミー賞3部門にノミネートされた秀作『再会の時』のリユニオン(再会)が、トロント国際映画祭で行われることが明らかになった。
ローレンス・カスダン&ケヴィン・クライン! 映画『わが街』写真ギャラリー
本作は、映画『わが街』『ワイアット・アープ』などでおなじみのローレンス・カスダンがメガホンを取った作品で、そのストーリーは、学生時代の友人アレックスが自殺し、その葬儀に集まった昔の仲間の現在の人間模様を描いていた。キャストには、ケヴィン・クライン、ウィリアム・ハート、トム・ベレンジャー、グレン・クローズ、ジェフ・ゴールドブラム、メグ・ティリーらが出演し、自殺したアレックス役は、当時まだデビュー間もなかったケヴィン・コスナーで、その出演シーンは全てカットされていた話も有名だった作品でもある。
そして、このたびトロント国際映画祭が開催期間中の9月5日の夜7時(現地時間)に、プリンセス・オブ・ウェールズ・シアターで、製作から30周年を記念して4K版に復元された同作を上映することになり、上映後にはカスダン監督、ベレンジャー、クローズらのQ&Aも行われることになったようだ。
同作は、出演した多くの俳優の出世作的な作品として、その後の彼らの活躍に大きな役割を果たしていた。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)