ランス・アームストロングの伝記映画、主役はベン・フォスター?
映画『メッセンジャー』『3時10分、決断のとき』の演技派俳優ベン・フォスターが、ランス・アームストロングを描いたタイトル未定の伝記映画で主役への最終交渉に入ったようだ。Deadline.comが報じている。
ベン・フォスターの軍服姿 映画『メッセンジャー』フォトギャラリー
これは、映画『ハイ・フィデリティ』『クィーン』などでおなじみのスティーヴン・フリアーズ監督が、映画『レ・ミゼラブル』を手掛けたティム・ビーヴァンとエリック・フェルナーの製作会社ワーキング・タイトルの下で企画している作品で、脚本を映画『トレインスポッティング』『トランス』のジョン・ホッジが執筆している。
本作は、アームストロングががんを患っていた時期からツール・ド・フランスの7連覇のタイトルを剥奪されるまでを描いた作品になる予定。
ちなみに、アームストロングを題材にした作品は今作のほかに、今のところ3本ある。1つはジェイ・ローチ監督が、アトラス・エンターテインメントの下で企画している作品。もう1つはすでに完成しているドキュメンタリー映画『ジ・アームストロング・ライ(原題) / The Armstrong Lie』で、ソニー・ピクチャーズ・クラシックが配給することになっている。そして最後の1つは、映画『スター・トレック』シリーズのJ・J・エイブラムスが企画している作品だが、彼が新作『スター・ウォーズ』などで忙しくなったため全く進展がなく、頓挫する可能性があるようだ。
演技派のベンがアームストロングを演じることになれば、興味深い作品になりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)