本物か?ジョン・レノンが「イマジン」で使用したマイク販売
ジョン・レノンさんがアルバム「イマジン」をレコーディングする際に使用したとされるマイクが、コミュニティーサイトのクレイグスリストで売りに出されていたことがわかった。
ドキュメンタリー映画『イマジン/ジョン・レノン』フォトギャラリー
クレイグスリストの出品ページによると、売りに出したのはロンドンを拠点とする人物で、1,500ポンド(約21万円・1ポンド140円計算)を売値にしており、マイクはオノ・ヨーコとレノンさんがイギリスの自宅敷地内に造ったアスコット・サウンド・スタジオから取得したものだという。レノンさんの家とアスコット・サウンド・スタジオは1973年にリンゴ・スターが買い取り、スタートリング・スタジオに改名されている。
マイクが本物かどうかは明らかではないが、出品者が数年前に兄弟からプレゼントされたもので、れっきとした書類もあるとのこと。しかし、レノンさんが使用したというマイクを、この値段で売りに出していることに疑念を抱いているメディアもあるようだ。
現地時間25日にこのマイクを出品するページが投稿されたようだが、クレイグスリストはオークションとは異なり、初めから購入希望者と出品者の間で直接交渉が行われるため、現在このマイクの購入希望者が出てきたかどうかは不明。ビートルズのメモラビア(記念品)はオークションに出品されるたびに高値で落札されているため、なぜ出品者がオークションではなく、クレイグスリストで売りに出したのかは不思議だ。(澤田理沙)