深田恭子、「24時間テレビ」ドラマ最多3度目のヒロインに決定!
女優の深田恭子が、嵐・大野智が主演する24時間テレビ(日本テレビ系)のドラマスペシャル「今日の日はさようなら」でヒロインを演じることが明らかになった。深田が24時間テレビドラマに出演するのは、2003年の「ふたり ~私たちが選んだ道~」(主演・長瀬智也)、2007年の「君がくれた夏 ガンと闘った息子の730日」(主演・滝沢秀明)に続いて、ヒロイン最多の3度目となる。
29歳の若さで突然ガンに侵される主人公・富士岡耕太(大野)の入院する病院でカウンセラーとして働く女性・大久保由里子を演じる深田は、今回の決定に「24時間テレビドラマは毎回、それぞれ台本を頂くたびにいろいろ考えさせられ、今回も台本を読み直すたびに涙が止まらない作品です。24時間テレビという番組に関われること自体をうれしく思います」と喜びのコメント。
人が生き、死ぬとはどういうことか、悲しみや恐怖と共にどう向き合い生きるかをテーマに、死の瞬間までを克明に描いた本作に対し、「命の大切さや健康に生きているということにありがたみを感じ、日々大切に生きなくてはならないと思いながら演じています。皆さんにもこの作品を観て、いろいろと感じていただきたいです」と思いを寄せた。
そんな深田について、河野英裕プロデューサーは「人の死という重いテーマを描く中で、深田さんの華やかな存在が、物語に未来と希望を与えてくれています。そして、今回の役どころは彼女自身も『死』にとらわれている役で、深田さんの持っているどこか深いところにある悲しみのようなものがにじみ出てきていて、とても素晴らしいヒロインを演じてくれています」と彼女の持つ独特の存在感をたたえた。
本作は、幸和也の「大空への旅立ち がんと闘いながらも夢見ていた未来」を原作に、悪性リンパ腫という血液のガンに一度は打ち勝つも再発し、余命3か月を宣告された青年の生きざまを描く作品。大野、深田のほか、山田涼介、木村文乃、ミムラ、岸本加世子、三浦友和らが出演する。(編集部・中山雄一朗)
「24時間テレビ36 愛は地球を救う」ドラマスペシャル「今日の日はさようなら」は8月24日、夜9時ごろ日本テレビ系にて放送予定