ヒュー・ジャックマンの“相棒”福島リラ、女優業への展望!
ヒュー・ジャックマン主演の映画『ウルヴァリン:SAMURAI』で鮮烈な女優デビューを飾った福島リラが、モデルから女優への転身に至るまでの道のりを語った。
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2004年にはドルチェ&ガッバーナのキャンペーンモデルとして契約するなど日本人モデルとして活躍していた福島だが、モデルデビューは意外にも遅く、21歳のときだった。「だから、10代の頃からモデルをやっていて女優業を目指した方とは違いますよね」と笑った福島は以前から女優への転身をもくろみ、モデル業の傍ら、ニューヨークで演技学校に通っていたという。
だが短編やミュージックビデオへの出演はあるものの、ハリウッド大作への出演は本作が初めて。「何もかもが新鮮で、自分が関係のないシーンも観たくなっちゃいますね」という福島は、本作でヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリン=ローガンのボディーガード・ユキオにふんする。ほとんど“相棒”といってもいい役柄だけに現場でもヒューと一緒にいる時間が多いといい、「ちょっとした休み時間をどう過ごしているのかとかも含めて、とてもプロフェッショナルなので勉強になります」と貪欲なところを見せる。
また、アクション面では真田広之に教わっているといい、撮影中にもトレーニングを欠かさないとのこと。今後も女優を続けておきたいという福島は「わたし自身、かっこいいこともすごく好きなんですけど、将来はコメディーがやれる女優になれたらと思っているところもあって。今回のユキオもそういうコミックリリーフ的に、楽しくやらせてもらっています」と展望を語った。
映画の中でのユキオはプロフェッショナルな面が目立つが、カメラの回らないところでの福島はとにかく明るいキャラクターが印象的。役柄との共通点を問われると「人間として未熟なところですかね」と当意即妙な受け答えで強心臓を見せつける一幕もあり、海外で活躍できる日本人女優の一人として、今後も期待したい存在だ。(編集部・福田麗)
映画『ウルヴァリン:SAMURAI』は9月13日よりTOHO シネマズ日劇ほか全国公開