クリスチャン・ベイル、ブラッドリー・クーパーら再集結!デヴィッド・O・ラッセル監督の新作が公開決定!
映画『ザ・ファイター』『世界にひとつのプレイブック』のキャストたちと再タッグを組んだデヴィッド・O・ラッセル監督の最新作『アメリカン・ハッスル』が、来年1月に日本で公開されることが決定した。『ザ・ファイター』からはクリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス、『世界にひとつのプレイブック』からはブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロが再集結した。
本作は1979年、ラスベガスやマイアミに続くカジノタウンとして開発中だったアトランティック・シティを舞台に、米上院議員と5人の下院議員が汚職で有罪となった実際の収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を映画化したエンターテインメント作品。天才詐欺師アーヴィング・ローゼンフェルド(クリスチャン)とFBI捜査官リッチー・ディマーソ(ブラッドリー)が手を組み、偽のアラブの大富豪をエサにした巧妙なおとり捜査で、大物汚職政治家たちの隠された真実を暴いていく。
ディマーソによってマフィアの世界へと引きずり込まれるアーヴィングの相棒で愛人のシドニーをエイミー、おとり捜査全体をひっくり返すと脅かすアーヴィングの妻ロザリンをジェニファー、そしてマフィアのドンをデ・ニーロが演じている。また、不況の真っただ中、自分のコミュニティーを必死に守ろうとするニュージャージー市長役で、『ボーン・レガシー』のジェレミー・レナーがラッセル作品に初参加する。
メインキャスト全員がアカデミー賞受賞またはノミネート経験のある実力派ぞろいな上に、監督も「キャスト全員がこれまで見せたことのないような力を発揮している」と自信を見せた本作。主要6部門全ノミネートという快挙を成し遂げた前作『世界にひとつのプレイブック』に続き、今年もアカデミー賞候補となるのか早くも期待が掛かる。(編集部・中山雄一朗)
映画『アメリカン・ハッスル』は2014年1月、TOHOシネマズみゆき座ほか全国公開