新婚の要潤、子どもの予定は「神のみぞ知る」
俳優の要潤が5日、神田明神で行われた『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』ヒット祈願イベントに出席し、結婚生活が与えた俳優業への影響や子どもの予定について明かした。この日はほかに、夏帆、時任三郎、上島竜兵、中尾浩之監督が出席。本作は、要が長年主演を務めるNHKの人気番組「タイムスクープハンター」の待望の劇場版だ。
報道陣から「ご結婚おめでとうございます」と呼び掛けられた要は、「ありがとうございます」と一礼。結婚生活が与えた俳優業への影響について「より演技に集中できるようになったと思います。オンとオフが分けられるというか、玄関から出る瞬間も『よし、戦いに行くぞ』と気持ちが引き締まる思いで毎日を過ごしています」と語り、子どもの予定については「それは神のみぞ知ることだと思います」と付け加えた。
安土城消失の謎に迫る本作にちなみ、神田明神の境内には、氷彫刻家の清水光男氏がおよそ2週間かけて制作したという高さ1メートルの氷の安土城が登場。「安土城にかじりついてみてください」とむちゃぶりされた上島は、「俺は役者として来たんだ。そんなことできるか!」と徹底的に拒否したものの、要たちが次々と「じゃ、僕がやります」と手を挙げていくと上島も「じゃ、俺がやります」と翻意。要たちが「どうぞどうぞ」と上島に譲るという定番のギャグを披露して、会場を笑いに包んだ。
まさかのギャグの披露に「子どものころから見ていましたから、光栄でした」と満足げな表情を見せる要たち。自身の持ちネタを共演者と共に行えたことに上島は満足げで、「品がいいね。いつも(やっているの)は品がないから。間も良かったしね」とご機嫌な表情を見せていた。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』は8月31日より新宿ピカデリーほかにて全国公開