ベン・スティラー、発明家トーマス・エジソンを描いた新作で監督候補に
映画『ナイト ミュージアム』シリーズ、『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズなどでおなじみのベン・スティラーが、発明家トーマス・エジソンを描いた新作『ザ・カレント・ウォー(原題) / The Current War』の監督候補に挙がっていることがThe Hollywood Reporterによって明らかになった。
本作は、ワインスタイン・カンパニーが製作のための交渉段階に入っている作品。マイケル・ミトニックが2011年に執筆したものの、「ブラックリスト」(優れているにもかかわらず、製作されてこなかった脚本のコレクション)に入れられていたものが今回映像化されようとしている。
作中では、アメリカの電力システムの建設において、ライバル関係にあったトーマス・エジソンとジョージ・ウェスティングハウスの争いが描かれる。一時期、映画『リンカーン/秘密の書』のティムール・ベクマンベトフが監督する予定だったが、今回新たにベン・スティラーが監督候補に挙がっていることが伝えられた。
これまでベンは、映画『ズーランダー』、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』などでメガホンを取っている。今のところ、製作するかどうかも未定だが、ベンが手掛けることになるのだろうか? 彼が出演する映画『虹を掴む男』のリメイク作品は、クリスマスシーズンに全米で公開されることになっている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)