織田裕二、世界陸上で今年も熱く!俳優としても共感…
10日より開幕する「世界陸上モスクワ」のTBS放送制作発表会見が3日、都内にて行われ、同大会中継のMCを16年務めている俳優の織田裕二が意気込みや今年の見どころを語った。この日はほかに、中井美穂、千葉真子、室伏由佳、小谷実可子、安藤あや菜が出席した。
ユニークな熱いコメントで、すっかり世界陸上中継の顔となっている織田。「(MCを担当して)いつのまにか16年。何も知らなかった自分にとって、陸上をとても身近にしてくれた番組です」とこれまでを振り返り、「出演者でこんなことを言うのも変かもしれませんが、自分自身もとても放送を楽しみにしている」と同中継への愛着を語る。
今大会の見どころについては「ウサイン・ボルトをはじめとした超人BIG7 を観るだけでも楽しみですが、そこにニュー・ジェネレーションの若手が続々登場します。とても楽しみな内容です。見どころの多い9日間になると思います」とコメント。ボルトについては「過去に世界新を出したときよりも仕上がっているそうなので、世界新を出すんじゃないですか。ボルトからは目を離せませんよ」と目を輝かせながら述べていた。
また、自身をもトリコにした世界陸上の魅力については「一人一人の人間ドラマがあって、ただ単に足が速いとかじゃなくて、どの選手にもバックボーンがあり、そういう部分に役者としても共感します」と俳優の立場から話す織田。「長時間観ることになりますから、ぜひ、目薬を用意してください」と力強く番組をPRしていた。
今回の「世界陸上モスクワ」はTBS系列で9日間、70時間以上に渡って独占放送される。野口みずきらが出走する注目の女子マラソンや、ウサイン・ボルトや日本最速高校生の桐生祥秀、和製ボルトと話題の飯塚翔太らが出場する男子100メートルも初日から行われるなど、熱い戦いが日本中の陸上ファンの注目を浴びそうだ。(取材・文 名鹿祥史)
「世界陸上モスクワ」は8月10日より18日までTBS系列にて放送