ガッツ石松、バナナ愛を語る
ボクシング元世界王者でタレントのガッツ石松が6日、全米アニメ映画史上歴代ナンバーワンのオープニング(5日間)記録を樹立し、全世界で7億ドル(約700億円)を超えるヒットを記録している映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』バナナの日記念イベントに出席し、バナナ愛を語った。(数字はBox Office Mojo調べ、1ドル100円計算)
劇中に登場する謎の黄色い生物ミニオンの好物がバナナということにちなみ、「バナナの日(8月7日)」前日に行われた本イベント。ガッツはオーバーオールにゴーグルというミニオンさながらの衣装でバナナを握り締めて登場すると、「バナナと初めて出会ったのは小学3年生のとき。バナナはぜいたく品で、大富豪じゃなければ食べられなかった」とバナナとの出会いを振り返った。
その後もバナナへの思いは消えることなく、ボクシングを始めて最初に手にした3,300円のファイトマネーのうち1,000円を親への仕送りにし、1,000円を貯金して、残りの1,300円で台湾バナナを買えるだけ買ったと明かし、「腹いっぱいバナナを食べるのが夢だった。それだけぜいたく品だった」としみじみコメントしたガッツ。「世界チャンピオンになれたのは、バナナのおかげでもあった」と力説すると「皆さんもぜひ枕元にバナナを置いて健康維持に努めてください」とメッセージを送っていた。
本作は『怪盗グルーの月泥棒 3D』の続編。何者かに連れ去られてしまったミニオンたちを、孤児3姉妹の父親となった怪盗グルーが救出にあたる姿を描く。日本語吹き替え版の声優には、笑福亭鶴瓶、芦田愛菜、中島美嘉、中井貴一など。ガッツもバナナを手に「公開したらぜひ観に行きたい」と本作への興味を口にしていた。(取材・文:名鹿祥史)
『怪盗グルーのミニオン危機一発』はTOHOシネマズ有楽座ほかにて9月21日より全国公開