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ジョニー・デップが女装、ハゲ頭!奇人変人キャラの歴史を振り返る

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『ローン・レンジャー』トント
『ローン・レンジャー』トント - (C) Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer Inc. All Rights Reserved.

 二枚目にもかかわらず、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウをはじめ、ちょっと変わったキャラクターを演じて観る者を楽しませるジョニー・デップ。最新作『ローン・レンジャー』の公開を機に、その奇人変人キャラの歴史を改めて振り返ってみたい。

ジョニーの美しすぎる女装!映画『夜になるまえに』場面写真

 ジョニーが奇人変人キャラに目覚めるきっかけとなったといえるのが、1990年の『シザーハンズ』。ジョニーを語る上では欠かせないティム・バートン監督と初めてタッグを組んだ記念すべき作品で、ジョニーは人間の女の子に恋をする両手がハサミの人造人間を演じた。続く1994年の『エド・ウッド』でもバートン監督とタッグを組んだジョニーは、“史上最低の映画監督”と評されたエドワード・D・ウッド・Jrを愛すべきキャラクターとして好演。実際のエドに女装趣味があったことから、ジョニーも劇中で女装姿を披露している。

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 ジョニーの女装といえば、もう一つ忘れてはならないのが2000年の『夜になるまえに』。カストロの独占政権下、迫害を受けながらも、自分の信念を貫き通したキューバの亡命作家レイナルド・アレナスを『ノーカントリー』のハビエル・バルデムが演じた本作で、ジョニーは直腸に何でも詰め込むことのできる女装の運び屋ボンボンと、アレナスに作品を破棄するか死ぬかの選択を迫るオールバックのハンサムなビクトル中尉という二役で出演。どちらも知らずに観たら、ジョニーだと気付かないんじゃないかというほどの小さな役だが、ジョニーの美しすぎる女装姿はそれだけで一見の価値あり。

 1998年の『ラスベガスをやっつけろ』では、バイクレースの取材のためにラスベガスへ向かうも、取材そっちのけでドラッグをやりまくるスポーツ記者ラウル・デュークを演じたジョニー。何といっても本作で衝撃的なのが、ジョニーのハゲ頭! 初めは帽子をかぶっているためわからないものの、取ったとたんに出現するジョニーに似つかわしくないそのお粗末な姿は、思わず二度見してしまうこと間違いなしだ。

 そんなジョニーの最新作『ローン・レンジャー』は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのゴア・ヴァービンスキー監督&プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーと再タッグを組んだアクション・アドベンチャー。ジョニーはお得意の白塗りメイクに加え、頭の上にカラスを乗せるという何ともまた不思議な姿で、スピリチュアルな力を持つ悪霊ハンター・トントを演じており、奇人変人キャラの歴史にまた新たな役が加わったといえそうだ。(編集部・中山雄一朗)

映画『ローン・レンジャー』は公開中

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