三谷幸喜『清須会議』モントリオール映画祭出品決定!
三谷幸喜監督の最新作『清須会議』が、現地時間8月22日からカナダで開催される、第37回モントリオール国際映画祭に出品されることが発表になった。本作は、17年ぶりとなる自身の書き下ろし小説を、三谷監督が原作とは全く違ったアプローチで映画化した歴史群像劇。
出品されるのは、同映画祭のワールド・グレイツ部門。部門こそ違うが、市川海老蔵主演の『利休にたずねよ』や綾野剛主演の『シャニダールの花』、山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー共演の『凶悪』、永作博美の『四十九日のレシピ』など、そうそうたる日本映画とともに、カナダの観客にお披露目される。
また、現地時間10月16日から開催される、第33回ハワイ国際映画祭におけるガラプレミア上映も決定。先日、第26回東京国際映画祭のクロージング作品として、日本映画としては7年ぶりに選ばれた『清須会議』。国内外にかかわらず話題を集めることになりそうだ。
本作は、織田信長亡き後の織田家の跡継ぎ問題と領地配分を議題に、日本史上初めて会議の席上で歴史が動いたといわれる「清須会議」がテーマ。柴田勝家を役所広司が演じるほか、羽柴(豊臣)秀吉役を大泉洋、柴田の側近・丹羽長秀役を小日向文世、信長の重臣・池田恒興役を佐藤浩市が務める。(編集部・入倉功一)
映画『清須会議』は11月9日より全国東宝系にて公開