松坂桃李、岡田准一の息子役で大河初出演!
V6岡田准一主演の2014年NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の新キャスト発表会見が7日都内で行われ、俳優の松坂桃李が岡田演じる黒田官兵衛の嫡男・黒田長政役を務めることが発表された。今回が大河ドラマ初出演となる松坂だが、会見は肺炎のため欠席となった。
「軍師官兵衛」は、戦国乱世の終焉(しゅうえん)に突如現れた希代の天才軍師・黒田官兵衛(岡田)の鮮烈な生涯を描く作品。松坂ふんする長政は、官兵衛の嫡男で勇将として名をはせるが、時に猪突(ちょとつ)猛進ともいえるその勇猛ぶりは智将・官兵衛の目には危なっかしいものと映り、息子に厳しい父と、父に認められたい息子の関係は次第に屈折したものになっていく……。
岡田は息子役の松坂について「お会いしたことはないですが、子ども役をやってくれると聞いてからものすごく大好きになりました」とにっこり。「一緒にこれから1年間頑張っていくということで、愛情を感じていますし、すごく心配しています。現場で会えることを楽しみにしています」と療養中の松坂にエールを送った。
また、親を早くに亡くして黒田家に引き取られ、官兵衛(岡田)を父のように慕う後藤又兵衛役には塚本高史が決定。「岡田さんとの共演は7年ぶりぐらいになりますが『父かあ……』という。父なんですよね……」と2歳しか年の変わらない親子役に少し不安げな様子。それでも「本当の親子ではないんですけど、父のような存在ということで、どれだけ岡田さんが老けメイクをするのかと期待しています。あまりやりすぎても岡田准一じゃなくなっちゃいますからね。違和感なくできるように頑張ります」と意気込んだ。
今回発表されたキャストでは、松坂に加え、内田有紀(織田信長の正室・お濃)、桐谷美玲(官兵衛に生きる希望を与えた女性・だし)、南沢奈央(官兵衛の初恋の人・おたつ)、吉本実憂(栄姫)、濱田岳(栗山善助)、速水もこみち(母里太兵衛)、永井大(母里武兵衛)、 田中圭(石田三成)、金子ノブアキ(櫛橋左京進)が大河ドラマ初出演。そのほか、竜雷太(黒田重隆)、 高橋一生(井上九郎右衛門)、塩見三省(母里小兵衛)、高岡早紀(お紺)、田中哲司(荒木村重)、吹越満(足利義昭)、春風亭小朝(明智光秀)の出演も発表された。(編集部・中山雄一朗、市川遥)
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」は2014年1月からスタート