J・J・エイブラムス監督が「じぇじぇ」!? 『スタトレ』一行、来日会見で珍解答
人気SFシリーズ最新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の来日イベントが13日、六本木・ニコファーレで行われ、クリス・パイン、ザカリー・クイント、アリス・イヴらキャスト陣とメガホンを取ったJ・J・エイブラムス監督が出席した。最近覚えた日本語について聞かれたエイブラムス監督が、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」と自身の名前をかけてか偶然か、「“じぇじぇ”だよ」と答えて会場を笑わせる一幕もあった。
前作に続いて往年の「スター・トレック」シリーズを再解釈して映像化した本作。エイブラムス監督は「実は子どもの頃は、『スター・トレック』はあまり観ていなかったしファンじゃなかったんだ。でも、この作品を手掛けるようになって大ファンになったんだ」と明かす。「オリジナルを変えるのではなく、現代的に、リアルにしようとしたんだ。面白さやエモーショナルなものを足していく感じだね」と作品への取り組み方を説明した。
この日のイベントはライブストリーミング配信されており、キャスト陣には、ネットの視聴者から本作のキャッチコピーである「人類最大の弱点は、愛だ。」にちなんで「弱点は何ですか?」という質問が。アリスが「愛です。人を愛しているときは、時にモンスターになってしまうので」と素直な気持ちを明かせば、ザカリーは「僕は気が散りやすくてすぐに退屈になることかな」と気さくに回答。そんな中、主演のクリスは「僕の弱点はラーメンに対する愛だ」とまさかのラーメン愛を語って会場を沸かせていた。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は前作に引き続いてエイブラムスが監督を務めたSFアクション大作の続編。謎の男ジョン・ハリソン(ベネディクト・カンバーバッチ)によって混乱にさらされる地球の命運と、カーク船長(クリス)率いるUSSエンタープライズ最大の危機を描く。(中村好伸)
映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は8月23日より全国公開(16日~18日お盆先行公開)