「Glee」リア・ミシェルが涙のスピーチ…恋人コーリーさんの死後初の公の場
テレビドラマ「Glee」のリア・ミシェルが現地時間11日、ティーン・チョイス・アワード授賞式に出席し、先月13日に急逝した恋人で「Glee」の共演者であるコーリー・モンテースさんへ涙のスピーチを行った。コーリーさんの死後、リアがファンの前に姿を現したのはこれが初めて。
リアは、テレビシリーズ女優賞(コメディー部門)を受賞。授賞式で「コーリー」という文字をかたどったネックレスを着けて舞台に上がると「ありがとう、みんな。わたしは今日この舞台に立ちたかったのは、つらい数週間を支えてくれたみんなに個人的に感謝を伝えたかったからなの。あなたたちは世界一のファンよ」と涙ながらにファンに感謝した。
さらに「この賞をコーリーに捧げたいと思います」と声を震わせながら切り出したリアは、「彼はわたしにとって、そして世界の人々にとってもとても特別な存在でした。わたしたちは、彼の素晴らしい才能、ハンサムな笑顔、そして美しい心を覚えていることができて本当にラッキーよ。コーリーを個人的に知っていようと(「Glee」の)フィン・ハドソン役として知っていようと、彼はわたしたちの心に触れ、その一部になってこれからも生き続けます。本当にありがとう」と感動的なスピーチを締めくくった。
コーリーさんは、先月13日にバンクーバーのホテルで死亡しているところを発見された。享年31歳。死因はヘロインとアルコールによる混合薬物中毒だと報じられている。来月よりアメリカでスタート予定の「Glee」第5シーズンでは、薬物依存をテーマにしたコーリーさんの追悼エピソードが放送されることも決まっている。(編集部・市川遥)