小林武史×Salyu、柳楽優弥の3年ぶり主演映画で主題歌!
Mr.Childrenのプロデューサーとしても知られる音楽家の小林武史が歌手Salyuとタッグを組み、柳楽優弥と新人・吉倉あおいがダブル主演する映画『ゆるせない、逢いたい』(11月16日公開)に書き下ろしの主題歌「ライン」を提供したことが15日、わかった。
小林とSalyuが映画主題歌を担当するのは、『ハルフウェイ』(2009年公開)以来4年ぶり。オリジナル脚本も手掛けた本作の金井純一監督が、映画『転校生』で札幌国際短編映画祭2012の最優秀監督賞&最優秀国内作品賞を受賞した際、審査員を務めていた小林が「この監督とは今後一緒に仕事をしたい」と賛辞を送ったことから、今回のコラボレーションが実現。
顔見知り同士の性的被害“デートレイプ”という近年社会問題にもなりつつあるセンセーショナルなテーマの下、揺れ動く若い男女の純愛を希望と共に繊細に描く本作の世界観を見事に反映した楽曲となっている。
本作は、高校生のはつ実(吉倉)と、古紙回収をしていた隆太郎(柳楽)が出会い、恋に落ちる青春ラブストーリー。はつ実と連絡が取れなくなったことから嫌われたと思い込んだ隆太郎が、再会時に感情を抑えることができずに彼女を襲ってしまい、二人は加害者と被害者の関係に。隆太郎を思う気持ちと負った傷の間で葛藤するはつ実が下す決断とは? 柳楽にとっては、佐藤江梨子と共に主演した『すべては海になる』(2010年公開)以来、約3年ぶりの主演映画となる。(編集部・小松芙未)
映画『ゆるせない、逢いたい』は11月16日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開