『スター・トレック』続編は『ミッション:インポッシブル4』の2倍の価値!?出稿金額バリュー23億円!
映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は23日の全国公開に先立ち、さまざまな企業との大型タイアップキャンペーンを展開しているが、その出稿金額バリューは約23億円にも及ぶことが配給元により明らかになった。
映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』写真ギャラリー
出稿金額バリューとは、実際に日本全国のメディア、雑誌、交通、WEB、映画館CM等に広告を出稿した場合の換算金額のこと。23億円という数字は2012年、日本でも年間洋画ナンバーワンの大ヒットを記録した映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の2倍にあたり、配給元のパラマウント・ジャパンにとっても過去最大の金額だという。
同作がタイアップを組んでいるのは、呉工業、JR東日本ウォータービジネス、タックルベリー、三和豆水庵、本家かまどやなど、その数51社。防さび・潤滑剤「KURE 5-56」とのコラボCM第3弾では、歌手で俳優の泉谷しげるがバルカン人に扮(ふん)していたり、首都圏JR主要駅の次世代自販機「acure」には等身大のカークとスポックが描かれていたりと、テレビや街で見掛けたことのある人も多いのではないだろうか。
ほかにも、本作のキャッチコピー「人類最大の弱点は、愛だ。」に掛け、中古釣具専門店タックルベリーでは、「人類最大の趣味は、釣りだ!」とうたったコラボCMを全国規模で上映、お弁当チェーン店の本家かまどやでは、「夏の最大の弱点は『スタミナ』だ。」とし、夏を乗り切るスタミナ満点のメニューを展開するなど、ユニークなコラボがいっぱい。これほど多くの企業が協賛してタイアップキャンペーンを展開できるというのも、それだけ本作の注目度が高い証といえるかもしれない。
映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は、テレビや映画でおなじみの「スター・トレック」を再構築し、若き日のジェームズ・T・カークの姿を描いたシリーズ第2弾。前作に引き続き、J・J・エイブラムスが監督を務め、クリス・パインやザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナらも続投。テレビドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」で人気急上昇中のイギリス人俳優ベネディクト・カンバーバッチが、冷酷な悪役を演じているのも見逃せない。(編集部・中山雄一朗)
映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は8月16日、17日、18日に先行公開、8月23日より全国公開