『モンスターズ・ユニバーシティ』今年の興収トップに!70億円突破!
ディズニー / ピクサーの最新作『モンスターズ・ユニバーシティ』の日本国内における興行収入が、13日の時点で70億円を突破し、今年公開された作品の中でナンバーワンの成績を記録したことがわかった。同作は2002年に日本公開され、大ヒットを記録した映画『モンスターズ・インク』の前日譚(たん)。人間の子どもを怖がらせることを仕事とするモンスターコンビ、サリーとマイクの学生時代を描いている。
先月6日から全国661スクリーンで公開された本作は、土日2日間で動員61万4,968人、興収8億4,751万6,050円の大ヒットスタートを記録。国内映画動員ランキングでも2週連続1位を獲得し、3週目に宮崎駿監督の最新作『風立ちぬ』にトップを譲るも、その後4週にわたりベスト3圏内をキープしている。
そして公開から39日目となる13日、累計動員が550万9,000人、累計興収が70億2,180万円を記録し、動員550万人、興収70億円を突破。これは2013年上半期(2012年冬公開~2013年6月公開)のトップに立った、映画『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』(最終興収68億5,000万円)を超える成績で、今年公開された作品の中でナンバーワンのヒット作となった。
公開39日目での70億円突破は、最終興収95億円となった『モンスターズ・インク』よりも1日早い記録。また公開6週目を過ぎた現在も、ファミリー層を中心に多くの観客が来場し、いまだ満席の回も見受けられるほどで、「子どもの付き添いで観に行ったはずが、親が感動して帰ってくる」という、歴代のディズニー / ピクサー作品と同じ現象も見られるとのこと。配給元では「最終興行成績が100億円を突破することは確実」としている。
一方、動員ランキングでは現在、『風立ちぬ』が公開から4週連続でトップを独走中。公開23日間で累計動員450万人、累計興収55億円を突破する驚異的な追い上げを見せており、トップの座をめぐり、今後も激しい攻防が続くことになりそうだ。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(編集部・入倉功一)
映画『モンスターズ・ユニバーシティ』は全国公開中